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新型コロナ予防のために自分で行えることを知ろう

日本に限らず世界中で猛威を振るっている新型コロナウイルスは、一般的な風邪やインフルエンザとは異なりまだまだ未知のウイルスとして治療法や、ワクチン開発が進んでいる状況であり、現在自分達に行えることとして新型コロナウイルスに感染しないように生活環境を見直すことが求められています。
そもそもコロナウイルスは一般の風邪の原因といわれているウイルスや、SARSやMERSといったウイルスがあり、現在流行している新型コロナウイルス(SARS-CoV2)と呼ばれます。
本来ウイルスは自分自身で増殖することができず、人間の粘膜に付着して体内に入り込み増殖する特徴を持っています。
皮膚表面に付着した場合は時間が経てば壊れてしまいますが、身体以外の物の種類によっては24時間から72時間ほど感染力を持続するため、手すりやエレベーターのボタンなど人が多く触る部分にウイルスが付着していると、簡単に身体に入り込む原因になると考えられています。
そのため自分の体や、周りの大切な人を新型コロナウイルスに感染させないためにもまず行うべきとされているのが手洗いや手指消毒用アルコールを使用して感染力を失わせることです。
手洗いは普段からこまめに行っている方は多いですが、流水で石鹸を使用し指の腹や手首まで念入りに洗浄することが重要となり、家族と一緒に生活をしている場合はタオルの共有なども考えるとより効果的です。
新型コロナウイルスの感染経路の大半は、感染者との接触感染や飛沫感染です。
そのため普段から行える対策としては人と接する機会があれば、人と人の距離をとるように意識することや外出時にはマスクを装着して相手に飛沫が飛ばないように気をつける必要があります。
家やオフィスで長時間過ごすという場合は、こまめに換気をおこなって室内の空気を入れ替えることも感染拡大に非常に効果があると考えられています。
マスクや人と距離をとって対策をしていたとしても、閉鎖空間において近距離で多くの人と会話する環境下だと、咳やくしゃみなどの症状がなくても感染を拡大させるリスクが出てきます。
実際に感染者の中には症状が一切出ていない無症状患者も多いため、本人が知らないうちに相手に感染させてしまうといったトラブルを防ぐためにも日本国内では、「3つの密」を回避することを推奨しています。
この3つの密とは密閉、密集、密接を指しています。
このように3つの密を守りつつ、マスクの着用と石鹸を使用した手洗い、手指消毒用アルコールによる消毒や咳エチケットも心がけるようにしましょう。
咳エチケットとは感染症を他者に移さないために咳やくしゃみをする際にマスクやティッシュ、ハンカチやタオルを用いて口や鼻をおさえる行為です。
風邪をひいていない時でも人はくしゃみや咳をしてしまうことは少なくありません。
電車内など密閉空間などで周りの人に不快感や不安感を与えないためにも、最低限のエチケットとして行うことが大切です。
突然のくしゃみや咳はハンカチやタオルを出す時間がないという場合もあるので、そういった場合は自分の服の袖や肘の内側などを使うことも効果的です。
もし発熱などの風邪の衆生がある場合は、無理に仕事や学校に行くのではなくまずは休むことが大切です。
もし外出やイベントなどの参加を予定している場合は、予定をキャンセルして体を休ませることが本人の体力改善に繋がりますし、感染拡大の防止につながる大切な行動です。
新型コロナウイルスの感染が疑われる場合は、最寄りの保健所に連絡を入れて判断を仰ぐことが大切です。
保健所に連絡が必要な人の症状としては、呼吸困難など息苦しさがある場合や強いだるさを感じる場合、高熱が長期間続くという場合が挙げられます。
他にも基礎疾患がある方や高齢者、透析を受けている方や免疫抑制剤や抗がん剤を用いている場合もできるだけ早く相談をすることをおすすめします。